元楽天にいたECのコンサルタントの本がすごくいい

これまでにECサイト作りのための本をたくさん読んで、一番いいのがこれでした。
これなら売れそうです。

品薄→定価より高くなってる

アマゾンでは、品切れになってマーケットプレイスでは定価よりも高い金額で売られてます。
普通に買うと2~4週間届きません。

楽天で買えます。↓

売れるネットショップ開業・運営

売れるネットショップ開業・運営

価格:2,520円(税込、送料別)

著者

コマースデザインというネットショップ支援の会社の社長、坂本悟史さん。楽天ECコンサルタント出身で、元トップアフィリエイターだそうです。ツイッターID:@commercedesign

よいところ

網羅されている

商品を選んで、ページを作り、集客して、メルマガ書いて、セールやって広告出して、楽天とヤフーと自社サイトをバラバラに運営して、サイトの最適化も絶えず忘れず・・・
みたいな感じで頭の中がごちゃごちゃになっていくわけですが、ECで考えるべきことはひととおり全部書いてある。

店/商材による分類

ラーメンECの成功談を剣道の防具屋が参考にしてもずれてしまうわけで、この本では4つのタイプに分類している。
そのため、100ある施策に優先順位が付きやすく、自社のサイトが今やるべきことが見つかりやすい。

要は3つのことしかやってないのがいい

すべての施策を、

1:集客、2:接客(サイト内)、3:追客(リピート施策)

に分けている。

頭が整理される。
まずは、受け皿としてのサイトの作り込み(2の接客)→様子見(最適化)→コストをかけて集客みたいな段階を追う感じも分かりやすい。

読みながら考える本になっている

100の法則があるのだが、関連ページが記されていて、あっちにいったりこっちにいったりする。

そうするとノートをとらないといけないが、そうしている間に自分のサイト作りが進んでる。

事例が豊富

実際のサイトが見れるのはいい。
担当しているところもあるらしい。

店舗のためになる

セールや赤字覚悟のメルアド集め施策のやりすぎや大手モールへの出店の良し悪しについてや、SEO業者の選び方にもきちんと触れていて、クライアント思いだと感じさせる。

目次の様子

目次もすごく整理されていて、目次の見開き4ページを見るだけで頭が整理されます。実際の文言とは少し違いますが、ざっと以下のような感じになっています。

  1. 基本法則
    • 全体像
    • 商品に合わせた戦略
  2. 商品タイプ別の集客法則
    • 集客の考え方
    • SEO
    • リスティング
    • 純広告
    • 懸賞
    • マスコミ・クチコミ
  3. 店舗コンセプト/接客
    • 接客の考え方
    • コンセプト
    • 店構え(構造からデザイン、写真、導線などここ重要)
    • 品揃え
    • 看板商品(縦長商品ページの話他)
  4. リピーター施策で長く売る
    • 考え方
    • メルマガ
    • コンテンツいろいろ
    • リピートを売上につなげる
  5. 成長段階に合わせて店を経営する

みたいな感じです。

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