Shinichi Nishikawa's

写真で見るデジタルパブリッシングフェア。おまけつき

行ってきました、デジタルパブリッシングフェア@東京ビッグサイト。
そのレポートを、取り急ぎおよそ70枚の写真で。

クリックすると長編が750pxの写真が見れます。PCの画面が小さくて戻れなくなって人はESCキーを押すと元の画面に戻れるようです。


入り口!3つのイベントが合同開催の形をとっていましたが、実質ひとつのイベントでした。


受付へ向かいます。スゴイ人です。iPadの画面を持っているからいいや、と言わずに面倒でもちゃんと招待状をプリントアウトすることをお勧めします。あと、列に並ぶ前に係員さんに話しかけると正しく短い列に連れていってくれます。


モリサワさんから。噂のキレイフォントアプリ作成ソリューションのMCBook。


ソリューション全体の概説


MCBookの主な特徴。読みやすい×使いやすい×導入しやすい!そうです。

美しい組版。


実際の編集画面。htmlみたいです。左側でソースを編集しつつ、右側でiPhone画面の確認。便利そう。


フォント名が光ります。


次は凸版印刷さん。本気度を感じました。ブースの中にいたら、「こちら、○○出版の役員の○○さんです!」みたいな会話が。。。うーむ、すごい。役員さんへのご説明、一緒に聞かせていただきました。


書店向けソリューション。本屋にwifi設置?


書店向けソリューション概念図。書店向けとは言うものの、全体のことですね。誰かに気を使っているのか、なんでしょう?


マルチデバイス配信コンセプト。上が「多くの出版社からデータを貰って、データを色々いじって、PC/スマートフォン/ガラケー/電子書籍端末に対応する」の図。


出版社の役員さんに説明していた人。多分、この図が「印刷会社→出版社」プレゼン1枚ペラ。
「データをいじるところから、顧客データ管理、マルチプラットフォーム対応、マルチデバイス配信、マーケティングなどなど一括で全部受注しますよ」の図。
あんまり全部任せてしまうと、どんどん印刷会社なしでは身動きがとれないようになってしまいますね。


今日、何台のiPadを見たことでしょう。。。


DRM屋さんです。いろんな技術があるみたいです。PDFでマルチプラットフォーム&デバイス対応のbookendはこの技術を使っているようです。


KeyringPDFという技術。


すごくこんでいたGoogleのプレゼン。


Googleブックス&Googleエディション!!よく区別がつかなかったのですが、今日のお話で整理されました。
ブックス→検索結果に本が載る(全文検索)&閲覧(制限付き)&書店(ネット&リアル)への誘導ができるっていう仕組みのこと。
エディション→出版社/著者などが本を登録し、課金し、管理する仕組みのこと。


Googleブックス。全文検索です。すごいですよね。通常の検索の結果画面に本も出てくる、と。


世界ではみんなやっています!


デモです。普通に検索します。(もちろん本のみの検索もできます。ブログ検索みたいな感じで。)


通常画面に、本が出てます!


Googleブックスの画面です。


左側に「書籍を購入」というところがあって、ここから出版社のリアル本販売サイトやアマゾンに飛ばせます。


プレゼン後少し質問したときにちなみに聞いてみたのですが、ここの部分に出るスポンサーリンク、Googleにお金が落ちず、本を提供した出版社に100%いくようになっているそうです。


たとえば紀伊國屋書店のウェブサイトへ飛んでみました。


今いる場所を入力すると、


近くの書店だって出てきます、と。


ところで、読めるのは、「1ヶ月の間に、ユーザ(検索語)ごとに特定の部分(全体の20%のみ)」という、少し複雑なことになっています。


20%見れることについて、「1:見られれば見られるほど売れていることがわかるので、20%見れたほうがいい」ということと「2:20%の範囲を全部みる人はいない」ということを強調していました。
また、「登録された本で閲覧されたことのない本はなく、80%の本は毎月1回以上閲覧されている」とも言っていました。絶版本を含めてこういうことですから、まさにロングテール。


Googleエディションで見られるデータ。どのくらい見られたか、売れたか、とかを詳細に。


ここは何を話していたか。。。?


Kindleみたいなクラウド本棚になるらしい。


どこで買ってもひとつのクラウド本棚に収まるので、「買ったところじゃないと読めないとかないので便利」とのことでしたが、どこまで実現されるのか、確かめたいです。


出版社、オンライン書店/電子書籍ストア、読者にとってのメリット図。

大日本印刷。


噂の「国内最大電子書店」は秋頃です。


著作権はこんな感じ。


パピレス来てました。


JustSystemは校正の話で電子書籍関係ないみたいです。


当面の主役?セルシス/ボイジャーはすごい人手でした。


方正です。今回、西洋人よりも、中国/台湾/韓国の人達の方が多かった印象です。


小さい。ちょっともっさりな印象でした。あと、現場にいるスタッフさんの様子は、日本人スタッフクオリティにはかないません。


こんな感じの小さなブースもたくさん。ここは、Wordファイルからepubを作るというソフト。


富士通、注目のカラー電子ペーパーを見ました。触りました。


色はぼんやりしています。あと、走査線が上から3回走り少しずつ鮮明になる感じでした。計10秒くらいかかってました。この辺は今後の技術の進歩に期待です。


ものすごく軽いです。手前の手にもたれているのは、これを装着するとファイリングできます!という。確かにファイルに入れといてもまったく気にならないで すね。

ここからは、東京国際ブックフェアのブースです。とはいえ、会場が分かれているわけではないのですが。

どこだか忘れましたが、こんなの並べてました。10着くらいありました。


ディスカバー。


文春。


角川。


PHP研究所。


なぜ、、、?

以上です。
以下はおまけです。


印刷会社さんですが、活版印刷の本物のです。文庫本でしょうか。


もう、こんなのをいっこいっこ嵌めていくとかすごすぎます。


書籍印刷がデジタル化されていった歴史。展示されていたのは一番左側の活版印刷です。


結構重いです。これで印刷します。


右側にある茶色いのが重版の時に使うために保存しておくもの。


いざ重版ということになったら、ここに鉛を流しこんでそれを使って印刷します。


キレイ!


プ、プラットフォーム。。。

以上です。

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