2011年の感想、2012年の抱負。

あけましておめでとうございます。

2012年の抱負と2011年の個人的な振り返りを書きます。

実現したいこと

  • 「ころぐ」で1万ブログ達成したい。年間100万人の赤ちゃんが生まれるその百分の1
  • 「ころぐ」の機能を理想に近づける
    • 機能追加リリースを月に2回ずつ、24回行う
    • デザインを月に2個ずつ、24パターンまで増やす
    • よりシンプルにそぎ落とすのも忘れずに
  • 「ころぐ」の英語圏リリース
  • CakePHPでウェブサービスを作る
  • 受注の仕事のクオリティをもっと上げる
    • より複雑な仕組みを持つサイトの構築を
    • シンプルなサイトのWordPress構築のスピードをさらに速める
    • 期待されている以上の知見を提供する
  • 返事を早くする
  • 早寝早起き、規則正しい生活
  • 走る、痩せる、健康になる
  • 着るものにもう少しこだわる
  • 家族との時間を、今まで通りに確保する
  • 進行中の自主プロジェクトを成功させる

それと、やりたいことだけでなく、今やるべきことに注力する、というのもあります。
今、これをやることが正しいのかどうか、何かから逃げて目の前のことに注力していないかどうか、確認しながらガンガン進みたいです。

年越しの感想1。震災について

今回の年越しは、今まで生きてきた中で、最も感慨深いものになりました。

3.11では、現地の方々に比べれば何も無いようなものかもしれませんでしたが、精神的・心理的に大きな影響を受けたように思います。

3月の半ばには、妻と娘を連れて、京都に一時移っていました。

あの頃は、テレビを付けっぱなしにしてニュースをずっと聞いていましたし、Twitterに震災・原発リストを作成してずっと見ていました。ノートと電卓でシーベルト/ベクレルの換算をして、東京にいて大丈夫なのかどうかの自分なりの基準をなんとか作ろうとしたりしていました。

ニュースでは「ただちに健康に影響が出るものではない」、CMはポポポポーン、Twitterは#edano_neroの頃です。

当時まだ1歳だった娘に対する責任という意味で、現在の判断が彼女の将来に対してどのような影響をあたえるのか、誰にも分からない中、本当にどう考えていいのか分からなかったため、究極に安全よりであれば海外へ、楽観すればそのまま東京という振れ幅の中、判断しました。

以下の、当時の東浩紀さんのツイートについては、当時何も発言できませんでしたが、とても実感を持って納得できるものでした。


(「上がらなければ」というのは、「(小児甲状腺癌の発がん率が有意に)上がらなければ」です。)

京都に到着してとにかく気が楽になったのは、テレビやネットを常に気にして、余震が来ては震度・震源を確認する、という生活を脱っすることができたことが大きかったです。
銭湯に行って、先に上がって妻を待っている時、番台さんが消防車が放水している映像をしばらく見て、ポチッとバラエティにチャンネルを変えた時、体中の力が抜けたのを覚えています。

おそらくですが、この意識の差は現在の福島と東京の差に近いものがあるのではと思います。東京の日常の日々は、色々なことが麻痺している、麻痺した状態でなければ暮らせない、というものになっています。そのことが、現地の人たちに対して、強いストレスになっていることも感じます。

2012年に入ってからも、自分たちはどこに暮らすのか、なぜここに留まったままなのかを考え続けなければならないと思いました。

そして、自分たちよりもさらにきつい状況に置かれた人たちがいる中で、どういう生活、意見表明、ものづくりをするのかも考えて行かないといけないと思います。

年越しの感想2。WordPress

技術書をたくさん読みました。いろんな人たちにお世話になり、WordPressのこと、サーバのこと、プログラムのことをたくさん教えてもらいました。

また、今年の後半は、東京のWordBench(WP2.0リリースパーティー)、名古屋のWordBeach、神戸のWordCamp、スタッフとして参加したWordCampTokyo2011とWordPress関連のイベントが印象深いです。

半年の間に、WordPressのコミュニティにいるいろんな方々に仲良くしていただき、プログラミングをするということやオープンソースのことなど、WordPressの枠を超えて、たくさんのことを教えて頂きました。

それと、役に立ったことだけではなく、本当に楽しい経験ができました。個性が強く、アクも強い、それぞれが自分の働き方や自分の発信の仕方を持っている、そういう人たちと付き合いを持つことが出来て、感謝しています。全国に友だちができたし、ほんと嬉しいです。

神戸でライトニングトークをした流れから、Cawaii Adminというプラグインをリリースできたことも感慨深いです。メンテナンス、ほんと早くやりますすいません><

今後も、インプットも発信もともに頑張っていきたいと思っています。

年越しの感想3。コワーキング

10月頃からだと思いますが、下北沢OSSカフェに初めて行きました。12月からPax Coworkingに入居しています。ここで、新たな制作者やエンジニア、仕事人たちと会うことができました。僕の働き方を、変えてくれる出会いでした。

年越しの感想4。ころぐ

最後に、この一年は「ころぐ」を作り続けてきた一年でもありました。

サーバの勉強、マルチサイトの設置、セキュリティについて、自作の数十個のプラグイン(まとめればいいんだけどさ。。)、デザイン、コンテンツ作りと、ころぐに関わっているあいだは、ずっと「子育てをしている親の求めているもの」は何であるか、子どもが生まれた時のあの謎のテンションの高まりと伝えたい欲求、これからネットがどんどんリアルと同じになっていく中でのシェアとプライバシー、ということについて考えていました。

考えて、すぐに形にすることができない技術力の低さが悩みでしたし今もそうです。

リリースしてからがスタートとは本当にそうで、日々やりたいことが増えて、想像以上に忙しくなりました。

今年は、飛躍の年にしたい。

まとめ

どこかの記事で、「3.11以降に時代が変わった。エポックが変わった。戦争と地続きだった日本が終わった」という文章を読みました。どこだったか思い出せない。

今回の年末年始の感慨深さは、この時代の震災以後という動きの中にいること、Facebookに象徴されるインターネット環境の変化、iPhone/タブレットなどの技術のすごい速さの進化(とその対応に迫られる大変さ)、新しい人たちにたくさんたくさん出会えたこと、自分のサービスをリリースしたことが混ざって出来てるんだなぁと思います。

この勢いで、2012年が変化のない安定の年になるとは思えない。

であるから、対応していきつつ、足下をしっかりとして、自分の仕事、いただく仕事、家族のこと、健康のことなどを着実にスピード感を持ってバランスよくやっていかなくては、と思っています。

終り。

ころぐの宣伝

読んでもらってありがとうございます。

子育て家族が、赤ちゃん・子どもを中心にもう一度繋がるためのウェブサービス「ころぐ」です。

ころぐ

周りに、育児をしている方がいらっしゃいましたら教えてあげてくださいm(_ _)m。

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