網元でマルチサイトのセッティングをしてみよう!

こんにちは。

AWSにWordPressが動くまでのセットアップが完了したEC2インスタンスを作ってくれるWordPress AMI – 超高速 WordPress AMI 網元というサービスがあるのですが、 WordPressをホスティングプラットフォームとして使うための仕組み、マルチサイト(あるいはネットワークとも言う。マルチとかネットワークとか、名前が怪しいのはしょうがない!)があるのですが、Amimotoのnginxの設定ファイルに、あらかじめマルチサイト利用時の設定がついていました。

その有効化方法について、書きます。

AWSへの会員登録やドメインの設定については、AWS + 網元で、超高速 WordPress を手に入れよう、そうしよう | 8bitodyssey.comや、AWS EC2 + 網元でWordPressサイトを構築 | Gatespace’s Blogをどぞ。

ログインしたら、nginxの設定をしにいく。

ログインしたところ。

ログインしたところ。

上記の画面はログインしたところです。 ログインは、

ssh root@IPアドレス -i ~/.ssh/hogehoge.pem

といった感じでお願いします。

nginxの設定ファイルの在り処は、/etc/nginx/以下です。

/etc/nginx/以下のファイル

/etc/nginx/以下のファイル

メインの設定ファイルであるnginx.confファイルに加えてそこから読み込まれるファイルが色々あります。

conf.dはディレクトリになっていて、その中にAmimoto上で動いている各WordPressの設定ファイルがさらに入っております。

conf.dをみてみると、

/etc/nginx/conf.d/の中身

/etc/nginx/conf.d/の中身

上記のような形になっております。

default.conf, default.backend.confが一番最初に設定されたドメインのWordPressの設定ファイルです。default.confでは、ウェブルートとかリバースプロキシとかphpMyAdminを有効にしたいとか、モバイルでは別キャッシュにしたいときなどの設定をすることができます。コメントアウトされている一行のコメントを外すだけで、使えるようになります。便利すぎw

今回は、default.backend.confを編集します。

/etc/nginx/conf.d/default.backend.confファイル

/etc/nginx/conf.d/default.backend.confファイル

include /etc/nginx/wp-singlesite;
#include /etc/nginx/wp-multisite-subdir;

を、

#include /etc/nginx/wp-singlesite;
include /etc/nginx/wp-multisite-subdir;

に変更します。

そうすると、使えるようになりますです。ありがとうございます。

それで、WordPress、及びマルチサイトを利用するためのnginxの設定周りについては、Nginx « WordPress Codexにも詳しくありますので、読んでみてください。

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