『WordPressプラグイン開発のバイブル』という本が出ました。
Amazon.co.jp: サイトの拡張性を飛躍的に高める WordPressプラグイン開発のバイブル
著者陣+ゲストでお届けするオンラインのイベントを週に一度のペースでやっていくことになりました。
第一回目は、宮内さんと三好さんと一緒に、GPL、ビジネスモデルなんかの話をしました。録画もあります。
GPLとビジネスモデルの話
今までに国内で出ているWordPress関連の書籍で、ライセンスの話やビジネスモデルの話の話について書かれているものは、僕が把握している限りなかったと思います(あったら教えてください)。
その理由はまあ色々あるとは思うのですが、その書籍が開発者向けなのか、ユーザー向けなのかというところにあるような気がします。WordPressを使っている人には、本当にいろいろな人がいて、
- ブロガーさん
- ビジネスオーナー
- クライアントのウェブサイトを作る人
など、他にもいろんな人が使っていると思います。職種・職能的に見ても、デザイナーであったりプログラマーであったりライターであったりと色々な人たちがいます(いろいろな人達がいる、ということがWordPressの強みであり魅力でもあると思います)。
それで、その他にも別の視点を持ってみると、「テーマやプラグインを作って公開したり、コアにパッチを送ったりする人」と「WordPressや公開されているテーマやプラグインを使っている人」という分け方も可能ですよね。
明確にこの人はこっち側と分けられるものではなく、たとえば僕はプラグインもいくつか出したり、コアにパッチを送ったりしたこともありますが、WordPressと関わる時間の大部分は、WordPressを使ってお金を稼いだり、プラグインを入れて楽をしたり、プラグインをダウンロードして何かの実装方法を見てみたり、というような感じです。後者としての振る舞いが大部分なのですね。それでいいと思ってます。
ちなみに前者の人たちは、別にボランティア精神を持った優しくてただただみんなに貢献したいと思ってタダ働きをしている人々ではない、というのも誤解されやすいポイントだと思います(どういうメリットがあるのかということも書籍に書かれています)。
この本は、前者の人の立ち位置として関わろうと思う人達に読まれると一番しっくり来るのではないかなと思います。そのため、ライセンスの話やお金を稼ぐにはどういうモデルが有るのだろうかということをレポートしたりしているのです。
今回の動画では、個人として実質1位のダウンロードがされているプラグイン”Contact Form 7“などの作者である書籍の著者の一人の三好さんと、”WP Total Hacks“などの作者でありWordBench大阪などでプラグインの翻訳イベントやWordCamp関西でのコントリビューター・デイ(貢献者の日)のモデレーションなどを行っている宮内さんが、日々のフィードバックのことなども話しています。
なので、動画でしゃべっている彼らの様子を見ると、作っている人たち側の雰囲気みたいなもののいったんが感じられるのではないかなと思います。
第二回はゲストがいます!
第二回目は、2014年8月19日火曜日で、ゲストに、
などのプラグインを公開している堀家さんを迎えて実施します。
テーマは、
- ゲストの堀家隆宏さんとヨモヤマ話
- 書籍より「WordPress とセキュリティ」
- なんでもQ&A
の3点の予定です。その後も、毎週続けていこうと思ってますのでよろしくお願いしまーす!放送URLなどの告知は、Facebookのページや僕のツイッターなどで行われます。
コメント