作業の計画と進捗状況をタイムボックスで管理。ひとつひとつのポストイット見てたら羨ましくなった。

制作作業の効率化やスケーラブルなモデル構築。バンコクWordPressMeetupでPronto Marketingという会社の話を聞いて。

前置き

本題

先月に引き続き、バンコクでWordPressのMeet-upがありました。

今回は、Pronto Marketingという会社からファウンダーの二人が来て、そのビジネスについて話してくれました。

Pronto Marketing はバンコクにあり、70人以上の従業員がいるWordPressを扱う会社です。面白いのはそのビジネスモデルで、

  • 対象は歯医者さん、フィットネスクラブ、法律家、会計士などのスモールビジネスのサイト
  • 小規模から中規模のウェブサイトを作る
  • 現在は、全てのサイトをひとつの親サイトの子テーマとして作る
  • お客さんは、アメリカ、カナダなどの英語圏
  • 原則的に月額247米ドルの固定費のみ。イニシャルコストなし
  • 現在1000社以上のクライアントがいる

というもので、具体的なサービスとしては

  • ホスティング(AWS上に構築されたマルチサイト)
  • デザイン
  • コピーライティング
  • SEO
  • 解析とレポート
  • メルマガ
  • ソーシャルメディアでの振る舞いの管理
  • 必要な修正をいくらでもやる

といった、およそスモールビジネスのウェブサイトに必要そうなことを全部提供する、というものです。

端的に言えば、デザインからバックエンド、解析やライティングまで全部をプロフェッショナルに行うことができるウェブ担当者(チーム)を月額2万五千円の給料で雇いませんか?という商売です。創業者のひとりであるDerek Brown氏の以下の言葉が面白いです。

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デザインは、Hubbaにいるデザイナーさんがやってくれました〜。

バンコクWordPressの会、英語の部”Get involved with WordPress”2月版レポート

バンコクに来たら、WordPressのコミュニティに参加したり、なければ作りたいなと思ってました!

日本語の部は、「WordPressってナニ?」の会を12月に、2月には「WordPressインストール大会」を開催することができ、英語の部ですが、先日”Get involved with WordPress”という触れ込みで、一回目が開催されました。

こちらでのコミュニティ作りを進めていた、N2Clic Ltd という会社の方や昨年何度かのイベントをやっていた方、コワーキングスペース Hubba の協力がありました。僕は、会場や告知関連でお手伝い。次回の日程もすでに決まりかけているようで、よい滑り出しですね。

日本語の会は、基礎的な部分をやって、ユーザーで集まって話そうよみたいな雰囲気で、英語の方はこちらの最先端の人たちが集まる場になっていきそうです。そのうち、タイ語でもできるようになりたいですが、いつになることやら。

Get involved with WordPress

今回のスピーカーは、Siobhan McKewonさん。Audrey Capital というマットが作ったエンジェル投資&リサーチ会社で働くライターで、普段は、WordPressのドキュメンテーションやWordPress.orgのサイト上でみんなが議論したり開発に参加できるようにするための仕事をしているそうです。以前、WordPress.tv で公開されている、彼女WordCamp Sanfranciscoのセッションを見ていたのですが、バンコクでお目にかかることになるとは思いませんでした。

デザインは、Hubbaにいるデザイナーさんがやってくれました〜。

デザインは、Hubbaにいるデザイナーさんがやってくれました〜。

内容は、WordPressの開発やドキュメンテーション、コア以外のモバイルアプリなどどんな場面でWordPressに貢献することができるのか、という内容でした。最近では、宮内さんをコーチとしてWordPressコアのInline Documentationにチャレンジする、ということを体験していたので、僕にとっても楽しい会でした。

WordPressにいちユーザーとしてだけでなく、開発側、運営側、サポートする側として関わるというのは不思議なことですよね。短期的・直接的なメリット(お金とかw)ないし、長期的に見てもどうでしょうw?とはいえ、お金ではない、友達が増えるとか楽しさとか知識が増えるとか誇らしいとか、そういうもっと、「なんか、いいよね!」的な別の価値観なのだと思います。もちろん、名前の宣伝とか仕事が回ってくるようになるとか、そういうこともいろいろあるとは思いますよ :)

以下、WordPressに貢献できることのリストです。

その後、みんなでご飯を食べに行きました。

IMG_0283

次回は、参加者のみなさんにもブログを書くまでがWordPress Meetupという日本発(?)の名言を広めたいと思います。

Front_End_Editor-8

管理画面に行かないでも記事が書けるWordPress Front-end Editorがすごい

すごい〜!思わず動画もとってしまった。

インストール方法

WordPress › WordPress Front-end Editor « WordPress Pluginsからダウンロードするか、管理画面で検索しましょう。WordPress › Front-end Editor « WordPress Pluginsではないので注意しましょう。

Front-end Editorでできること

管理画面の編集ページできること、デフォルトの機能であれば全部できるように作っているようです。

  • Bold, Italicなどのテキストの装飾、インデント、リストなど
  • 画像などのメディアを挿入する
  • カテゴリ、タグ、ポストフォーマットなどのメタボックス関連全て
  • テーブルもあった
  • oEmbedはその場で展開(YouTubeのURLを貼り付けたら動画埋め込みになった)
  • モバイルでも動くっぽい?

表側から編集できるのって、すごい楽ですね。プレビューしなくていいのとか、こんなに楽なんだ〜、と思いました。はい。

WordPressの本体に入るのかも

WordPress › front-end editor « Make WordPress UIで、ユーザビリティテストをしています。このプラグインを知ったのは、先日バンコクで開催したWordPress Meet-upの時だったのですが、どこかのタイミングで、コアに入るのかもねということを聞きました。また、作者が作っていたプラグインが素敵なので、みんなで作ろう→コアにも?みたいな話らしいので、そういうところも素敵だなと思いました。

日本語環境の人でテストに参加している人はまだいないみたいなので、みなさんもどうですか?(僕も実際この記事を編集していて、保存ボタンを押して、編集モードを抜けるボタンをクリックしたら、全部消えました(´・ω・`)まだ本番環境やお客さんのサイトには早いかもしれないですが、上記のリンク先を見ると、やっぱりみんな嬉々としてペースも速くやっているような感じがするので、意外に近い将来なのかもしれないですね。

スクリーンショット置いておきます。動画も見てね。

新規追加とか編集とかするときは、ツールバーが変わる

新規追加とか編集とかするときは、ツールバーが変わる

左側のWindowsみたいなボタンを押したら、他のツールになった

左側のWindowsみたいなボタンを押したら、他のツールになった

テーブルがあるのはちょっとうれしいかも?

テーブルがあるのはちょっとうれしいかも?

カテゴリとかタグとかカスタムフィールドとか、メタボックスでやってたものはモーダルウィンドウみたいなので処理するアイディア

カテゴリとかタグとかカスタムフィールドとか、メタボックスでやってたものはモーダルウィンドウみたいなので処理するアイディア

スクリーンショット_2014-02-21_10_17_07-4

下書き、公開、非公開、保留など、WordPressのステータスの意味

ご質問を頂いたので、この機会に整理してみたいと思います。

ステータスとは

そもそもステータスですが、記事がどういう状態で保存されているのか、ということを表していると理解すれば大丈夫です。

誰にでも見れる(公開)なのか、まだ見れないように保存している(下書き)なのか、という感じです。

WordPressの管理画面上で目にするステータスの種類は、下記のものがあります。

  • 公開(publish)
  • 予約投稿(future)
  • 下書き(draft)
  • 保留(pending/レビュー待ち)
  • 非公開(private)

また、管理画面上では目にしないけれどもWordPressがちゃんと動くために裏で使われている、下記のステータスもあります。

  • auto-draft(自動下書き)
  • inherit(継承)
  • trash(ゴミ箱)

日本語のちゃんとした名前を知らないので、言葉の順序が逆になっています。それでは、下記で、全てのステータスの状態を説明していみたいと思います。

公開

公開状態です。誰にでも見えます。

新規投稿を追加_‹_ころぐのブログ_—_WordPress-3

予約投稿

WordPressでは、未来の日時を指定して、その日時が来たら自動的に公開されるように設定ができます。予約してから実際に公開されるまでのステータスが「予約投稿」です。

新規投稿を追加_‹_ころぐのブログ_—_WordPress-6

下書き

書きかけの記事をそのまま保存して後から編集したいときはここです。

新規投稿を追加_‹_ころぐのブログ_—_WordPress-2

保留

このへんから分かりにくくなってきます。

あなたのログイン権限が管理者や編集者、投稿者の場合には、下の画像のように、「ステータス」欄で「レビュー待ち」を選んで、その上の「レビュー待ちとして保存」をクリックしましょう。

スクリーンショット_2014-02-21_10_17_07-4

あなたのログイン権限が、「寄稿者」の場合には、下の画像のように最初から「レビュー待ちとして送信」しかできないです。

新規投稿を追加_‹_ころぐのブログ_—_WordPress

寄稿者というのは、ざっくりと言って、WordPressのブログやサイトやメディアで、ログインして書き込みはできるけれども、公開はできない、という権限です。

  • ブログに寄稿をしてもらいたいのだけど、公開前にチェックをしたい場合に、この権限を誰かに渡すことができます
  • 会社で運用していて、最後の公開前にチェックをしたいのだけども、誰かに記事の作成は任せたい場合にはこの権限でアカウントを作ると便利です

というような使いかたができます。

レビュー待ちとして保存/送信された投稿は、編集者以上の権限を持っている人が、内容をチェックした上で公開することになります。

非公開

「非公開」の記事は、下記のようなステータスです。

  • ログインしている人には見える
  • ログインしていない人には見えない

さらに細かい特徴が2つあり、

  1. タイトルの直前に「非公開:」という文字が自動で出る
  2. その記事のページのみでなく、一覧画面(トップページやカテゴリー別記事一覧ページなど)にも「非公開:」の文字と一緒に表示される

というものです。下記の写真のような感じです。

WordPress___Shinichi_Nishikawa_s-5

その他のステータス

auto-draft

WordPressが勝手に自動保存してくれている場合のステータス。下書き状態の記事を開くと時々、「前に保存したやつが残ってて、それが今あなたが見ているのと違うんだけど、戻したい?」って聞いてくれることがありますが、それは自動保存されたもののことです。

ちなみに、WordPressのバージョン3.6からは、書きかけの記事が、ブラウザが落ちたとかインターネットへの接続が切れたとかいう場合にも、記事の内容を失ってしまわないようにするために、WordPressがちょこちょこと、サーバーやブラウザにも保存してくれるようになっています。(それも多分auto-draftなのだと思います(ちゃんと調べられてません)

inherit

継承という訳語でいいのかは不明ですが、投稿に添付しているメディアファイルやリビジョンに使われるものです。(リビジョンは、改訂とか修正という意味で、WordPressに残された編集履歴のこと。)

投稿を1つ作り、その投稿に画像を添付します。その上で投稿を「レビュー待ちとして保存」すると、その画像も「保留」というステータスになります。その画像にまつわる閲覧の可・不可は下記のようになります。ログインユーザーは全部見られますので、下記は非ログインユーザーです。

  • 画像の親となっている投稿 → 見られません
  • 画像のアタッチメントページ → 見られません
  • 画像自体 → 見えます

2個目は、画像を表示するためのページのことですね。
http://nskw-style.com/2014/wordpress/post-status.html/attachment/wordpress___shinichi_nishikawa_s-5

3個目は、画像の直リンクのことです。
http://nskw-style.com/wp-content/uploads/2014/02/WordPress___Shinichi_Nishikawa_s-5.jpg
や、
http://nskw-style.com/wp-content/uploads/2014/02/WordPress___Shinichi_Nishikawa_s-5-575×506.jpg
のです。

trash

ゴミ箱に入っているもののことです。

ステータスをあとから変える

一度公開した記事を下書きやレビュー待ちや非公開にすることができます。

なぜ2つに分かれているのか、ちょっと使いづらいかなぁ、とは思います。

クリックして、ステータスを変更

クリックして、ステータスを変更

クリックして、開いたところ

クリックして、開いたところ

管理画面での一覧表示

管理画面では、下の写真で見られるように、それぞれのステータスにある投稿だけを絞り込んで表示することができます。

投稿_‹_ころぐのブログ_—_WordPress-4

以上です。

Genesis っていうおもしろWordPressフレームワークとか近況報告とか

有料テーマなので、ちょっと賛否両論とかある気もするのですけど、個人的に面白かったし嬉しかったので、ご紹介します。Genesisっていうテーマフレームワークです。

Premium WordPress Themes by StudioPress

ここ最近、いかにウェブサイトを効率よく作って、きちんとデバッグしたりアップグレードさせたりするべきかということに悩んでいて、親テーマをちゃんと作っていたのです。そのコンセプト図がこちらです↓。

クリックして全体を細かく見れます。

クリックして全体を細かく見れます。

  • アクションフックがたくさんある(赤)
  • フィルターフックがいっぱいある(青)
  • ウィジェットエリアがたくさんある(オレンジ色の箱)
  • カスタムメニューがいっぱいある(緑)
  • パンくずプラグインで好きなところにパンくず出せるとか、ページネーションもプラグイン入れたらすぐ出るとか、管理画面から色んな所に色々挿入できるとか、いろんな工夫がしてある

というものです。そして、Genesisテーマのコンセプト図が下記。

クリックすると、キャプチャーしたるページにいけます

クリックすると、キャプチャーしたるページにいけます

似てますよねw

というわけで、自分で作っていたものの方は中断して、たくさんの子テーマやコミュニティやマーケットプレイスもあるGenesisの方の観察をしばらくやってみようと思っています。

子テーマが販売されておりまして、インストールするとまあ、全然違うルックのものができるのですが、面白いと思ったのは、この、WordPress › Genesis Visual Hook Guide « WordPress Pluginsというプラグインを入れると、どんな子テーマであってもHTMLの構造とか、どこにどんなアクション/フィルターフックがあるのかとか、見れるんですね。

方向性的には似ていましたが、こちらのほうが突き抜けておりまして、single.phpを開いてみると、一行

genesis();

って書いてあるだけで、カスタマイズは全部関数経由でやりましょうみたいなことになっててマッチョな感じでした。慣れればいいのかもしれないですけど、もう少しWordPressのファイル名で色々できるテンプレート階層を活かしてもいいような気もします。(とはいえ、そういう議論はフォーラムを見るとずっとやってきて今の形になって満足している人たちもいるみたいなので、親テーマのひとつのゴールの形なのかなぁとも思います。)

最近、タイに引っ越しましてこちらで生活しているのですが、触れる情報の傾向が面白いです。普段接している人が色んな国のデザイナーやディベロッパーの人たちなのですが、デザインについては、世界と直結している感じがします。日本だと、まず周辺に日本という市場や流行や情報があって、海外の情報はその向こうにある感じですが、タイの外国人コミュニティにいると、そういうのはあんまり感じないです。

一方、開発環境だとか効率的な開発についての話になると、なんというか、ざっくりと言って(一番いい言い方なのか分からないですがw)デジタルキューブの人たちが話しているような内容がほとんどです。Vagrantとかwp-cliとか。あと、自社プロダクトがマルチサイトを使ったウェブサイト制作なので、そのテストとかもちゃんとやっている会社もありました。

ただ、AWSの話はあまり聞かないです。あと高速化とかnginxについても、WordPressのアプリの側面とインフラとのやりとりとかをガッツリ研究してプロダクトを作っている、みたいな話はあんまりないので楽しみだなぁ、と思いました。(もうちょっと僕が理解してればこっちでプレゼンできたりするのですが、ちょっと難しいので、来てくださいw)

それと、こちらでは、WordPressインストール大会(日本語)とかWordPress Meet-up(英語)などをゆるゆると始めておりまして、だんだん慣れてきて忙しくなってまいりました。引き続き頑張って、今度はタイであったクリエイターの人たちが教えてくれたおもしろサイトやプロダクトまとめ、みたいな記事を書いてみたいと思います。